体験談① 過食
こんにちは、kumiです⸜❤︎⸝
今回は私の体験について綴らせてください。
私は、幼少の頃、とても少食で好き嫌いもたくさんありました。
少食なので、体も小さく、だいたい一学年分小さめでした。
親からはいつも、「食べないと大きくなれないよ」「○○ちゃんは○○歳なのに、もう身長○○cmもあるんだって、すごいねー」
などと耳にタコができるほど、食の細さを指摘され、そして傷つきました。
小学校に上がると、給食問題に直面。
当時は、食べ終わるまで机の給食とにらめっこの時代でしたから、それはもう嫌でたまらなかった事を思い出します。
家でも、学校でも、食事の時間は、余程の好物でない限り苦痛な時間でした。
そんな私でしたが、中学校に入って転機が訪れました。
以前よりも、少し食べれるようになってきました。
レストランで1人前を完食したら両親が喜び、そして褒めてくれました。
学校でも、お弁当とパン両方食べたらクラスメイト達に「すごい、すごい」と驚かれ、それが優越感になっていました。
気づけば中学の3年間で身長はグングン伸びて、周りの友達の身長をどんどん追い抜いていき、すごく驚かれました。
嫌いだった食べることが、大好きになっていました。
食欲はどんどん増しましたが、高校生で身長は止まりました。
そして、晴れて大学生になりました。
幼少から体が小さく痩せていたので、「太る」という概念が完全に欠けていました。
そうです、身長が止まった頃から、横に成長し始めていたのでした。
ある時、体重を計り、まさかの体重にショックを受けました。
大学1年の夏休み前のことでした。
写真を見ました。今までの自分ではありませんでした。
自分が嫌でたまりませんでした。
初めての太った(実際は少しぽっちゃりくらいでしょうか)自分に愕然としました。
少しダイエットなることを始めてみました。
数キロだったと思いますが、すんなり体重は落ちました。
当時、仲良くしていた男友達にその事を話しました。
「え?それで痩せたのー? 笑 」
ニュアンス的には、「痩せてその状態? 笑 」みたいな感じでしょうか。
すごく傷つき悲しかったことを今でもハッキリ覚えています。
その男性とは、それ以来会うのをやめました。
夏休みに入り、本格的にダイエットを始めました。
単純に食べる量を減らし、1ヶ月で10キロ落ちました。
夏休み明け、周囲が驚きました。
満足でした。
フィットネスクラブにも通い始め、適度に筋肉も付き、いい感じに整ってきました。
でも、当時の私はいっこうに満足してませんでした。
食べる事が大好きになっていた私。
お気に入りはもちろん食べ放題でした。
運動をしているとはいえ、止まらない食欲ですから太らない訳はありません。
もう恐怖です。体重増加への。
そこで、気づきました。食べた物を吐き出す行為があると。
それからというもの過食嘔吐を繰り返しました。
嘔吐も慣れてくると、あまり吐けなくなりました。
適度な状態を維持していたので、周囲には全く気づかれていなかったと思います。
その後、結婚をしました。2人の出産を経験しました。
ツワリでかなり痩せましたが、ツワリが良くなると過食になりました。
嘔吐はしばらく止められずに時間は過ぎていきます。
しかし。2人目を出産してからは、嘔吐の記憶が全くないので、おそらく自然になくなったのでしょう…
何故、自然に止めることができたのかは、正直分かりません。
おそらく子育てがあまりに大変で、そちらに全神経を注いでいくようになったからでしょうか。
それに伴い、自分の体型への興味が薄らいだのでしょうか。
いずれにしても、過食嘔吐はなくなり、現在はもう普通の量しか食べられるなくなってます。
満腹中枢が働いてくれてます。
今は、時々暴食もありますが、ごく普通の食事で満足しています👍
今後、少しずつですが、また過食とエネルギーの関係を綴れたらと思います( ˊᵕˋ )
ありがとうございました☆
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